メリット1)将来受け取る年金額がアップ
『私たちは、将来受け取る年金が少なそう…』と心配している人も多いでしょう。将来受け取る年金を増やすには、『厚生年金に加入すること』もひとつの選択肢なのです。 家族の扶養にずっと入っている場合は、老後に『老齢基礎年金』しか受け取れないのですが、厚生年金に加入すれば『老齢基礎年金』に加えて、『老齢厚生年金』も受け取れるので年金額がアップします。 『老齢…』とつくと、なんだかややこしいですが、『老後に受け取る年金』のこと。このお金は一生涯受け取れるので、受給額が増えれば、長生きをする女性はそれだけ総額も大きくなりますので、メリットはより大きいでしょう
メリット2)ケガや病気で仕事を休んだら、傷病手当金を受け取れる
自分で健康保険に加入すると、ケガや病気で仕事を休んだ際に、4日目以降から最大で通算1年半まで、給与の3分の2ほどの『傷病手当金』を受け取れます。このお金は、家族の扶養に入っている場合は受け取れないので、まさに社会保険に加入するメリットなのです。仕事を長期間休むと収入がなくなる心配がありますが、最大1年半も給与の3分の2ほどのお金を受け取れることがわかれば、安心感がアップするはずです
メリット3)会社も同じ金額の保険料を払う
社会保険に加入すると、健康保険料と厚生年金保険料を払うことになりますが、自分だけがこれらのお金を負担しているわけではありません。 どちらも、自分が払うのとほぼ同じ金額を、会社も払っています(=「労使折半」といいます)。つまり、社会保険では、必要な保険料の自己負担額が半分ですむと思えば、お得ともいえるでしょう
収入の上限を気にしないことで、キャリアアップにもつながる
家族の扶養に入るために、今まで年収の上限額を気にしていた方もいるかもしれません。でも、社会保険に加入するようになれば、『毎月何時間までしか働けない』『働く時間をセーブしなくては』などと扶養の条件を考えずに働けるようになります。仕事の時間や範囲、責任が広がって、キャリアアップにつながるかもしれません。 より楽しく長く働くことにつながれば、気持ちや家計にゆとりが生まれて、豊かな老後につながると思います。
ご相談は、株式会社CRANE by飯塚敏夫