奨学金のついて

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。

さて、1月といえばいよいよ受験が始まりますね。

受験生をお持ちのご家庭では、学習面のサポートや、体調管理に気を使い大変な時期だと思います。

今回は大学受験を控えるお子様とその親御さんに向けて、奨学金についてまとめましたので

ぜひ、お子様と一緒にお読みになり参考にしていただければと思います。

受験生が知っておくべき奨学金のこと

1. 奨学金の種類

奨学金には大きく分けて、第一種奨学金第二種奨学金があります。

  • 第一種奨学金: 国や地方公共団体が運営する奨学金で、無利息または低利息のものが多く、返還期間も比較的長めです。
  • 第二種奨学金: 日本学生支援機構(JASSO)や民間団体が運営する奨学金で、利息がつくものが多いですが、第一種奨学金に比べて、審査が比較的通りやすい場合があります。

2. 奨学金の申し込み時期

奨学金の申し込み時期は、制度によって異なります。

  • 予約採用: 高校3年生の5月~6月頃に申し込みができる制度です。進学先が決まる前に申し込みができるため、早めに準備しておくと安心です。
  • 在学採用: 大学に入学してから申し込みをする制度です。大学の奨学金制度や、日本学生支援機構の奨学金制度などがあります。

3. 奨学金を受けるための準備

奨学金を受けるためには、以下の準備が必要です。

  • 成績証明書: 成績が良いほど、奨学金に選ばれる可能性が高まります。
  • 収入証明書: 家族の収入状況を証明する書類が必要です。
  • 志望理由書: なぜ奨学金を受けたいのか、将来の目標などを具体的に書きます。
  • 推薦書: 教師や指導者から推薦状を書いてもらう必要があります。

4. 奨学金探し

奨学金を探す方法は、いくつかあります。

  • 学校: 通っている学校や、進学を検討している学校の奨学金制度について、窓口で相談してみましょう。
  • 日本学生支援機構(JASSO): JASSOのウェブサイトでは、様々な奨学金情報が掲載されています。
  • 自治体: 住んでいる地域の自治体のウェブサイトでも、奨学金情報が掲載されている場合があります。
  • 民間団体: 民間団体が運営する奨学金もあります。インターネットで検索したり、地域のボランティア団体に問い合わせたりしてみましょう。

5. 奨学金に関するQ&A

  • 奨学金は誰でも受けられるのですか? 経済状況や成績など、様々な条件によって異なります。
  • 奨学金はどのくらいの金額が借りられますか? 奨学金の金額は、種類や機関によって異なります。
  • 奨学金の返還方法は? 卒業後に、月々の分割払いで返還するのが一般的です。
  • 奨学金を途中で辞めることはできますか? 途中で辞めることも可能ですが、返還のルールは奨学金の種類によって異なります。

受験生へのアドバイス

  • 早めに情報収集: 奨学金制度は複雑で、変更になることもあります。早めに情報収集を始め、自分に合った奨学金を見つけましょう。
  • 複数の奨学金に申し込む: 複数の奨学金に申し込むことで、受かる可能性が高まります。
  • 志望理由書を丁寧に書く: 志望理由書は、あなたの熱意や将来への展望を示す大切な書類です。
  • 相談窓口を活用する: 学校の先生や、奨学金に関する相談窓口に相談してみましょう。

奨学金を借りることのデメリット

奨学金返済が将来の借入に与える影響

  • 信用情報への登録: 奨学金は、借金の一種です。そのため、奨学金に関する情報は、あなたの信用情報に登録されます。信用情報には、過去の借入履歴や返済状況などが記録されており、金融機関は、この情報に基づいてあなたの信用度を評価します。
  • 返済状況が評価される: 奨学金の返済状況は、あなたの信用度を測る重要な要素となります。きちんと返済できているかどうかが、将来、住宅ローンや自動車ローンなどの大きな借入を行えるかどうかを左右する可能性があります。
  • 総債務額が増える: 奨学金返済中は、他の借入が難しくなることがあります。これは、あなたの総債務額が増え、返済能力が低下すると判断されるためです。
  • 金利が高くなる可能性: 返済に遅延があったり、信用情報に傷がついたりすると、将来、借入を行おうとした際に、金利が高くなる可能性があります。

具体的にどのような借入に影響が出やすいのか

  • 住宅ローン: 住宅ローンは、高額な借入であり、金融機関は慎重に審査を行います。奨学金の返済状況が良好でない場合、住宅ローンの審査に通らない可能性があります。
  • 自動車ローン: 自動車ローンも、住宅ローンと同様に、審査が厳しく行われます。奨学金の返済状況が、審査に大きく影響を与える可能性があります。
  • カードローン: カードローンは、比較的少額の借入ですが、奨学金の返済状況が悪い場合は、利用限度額が低くなったり、審査に通らなかったりする可能性があります。

奨学金返済と将来の借入に関する注意点

  • 返済計画を立てて、計画的に返済すること: 奨学金は、卒業後すぐに返済を始める必要はありませんが、計画的に返済を進めることが大切です。
  • 信用情報をこまめに確認すること: 信用情報には、間違いが記載されている可能性もあります。定期的に信用情報を確認し、間違いがあれば訂正してもらいましょう。
  • 金融機関に相談すること: 奨学金返済と将来の借入について、不安なことがあれば、金融機関に相談してみましょう。

不安のある方はぜひ「お金の町医者」に相談を!!

https://docs.google.com/forms/d/1X2Kw68YjvCihmlR4mw7Ao6nt4J9K8q2o16dQoEXOdDE/edit?pli=1

奨学金を借りて大丈夫なのか、どれぐらい借りるべきなのか悩んでいる受験生をお持ちの親御さん。また、これから奨学金の返済が始まる社会人の皆さん。

計画的に返済していくためにはどうしたらいいか、この機会にぜひ家計の見直しをしてみませんか?

弊社には、親子でご相談に来られる方もたくさんいますので、ご安心してお越しください。

お待ちしております!!

By 内田梨恵

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